寒河江市のお客様
平成25年式
型式:KGC35
走行距離:136,000km
ご覧の通りメーター内の黄色いチェックランプが点灯しております。
エンジン始動、走行等については特に異常はありません。
それでは早速、スキャンツールを用いて故障診断を行っていきます。
EFI
[P0012]VVT制御系統(遅角フェイル)/過去
[P1604]始動不良/過去
確認したこのダイアグコードから今回の故障原因を探っていきます。
このコードから推測される故障個所は…
オイルコントロールバルブの異常やVVT本体の故障、タイミングベルトの伸び、センサーの異常・イタズラなどなど多くの原因が推測されるので、
それらを踏まえて次は現車の各部点検を実施していきます。
この場合カムシャフトのオイルコントロールバルブが原因の場合多いのですが、次に多いのがエンジンオイル量の不良です。
それに目星をつけたらご覧の通し、エンジンオイルがかなり減ってました。
このお車は定期的にしっかりオイル交換をされていましたが、年数や距離数からみてもオイル消費が多くなってきたようです。
今回はオイル交換にてオイル量を調整し、その後再度点検や試運転を経て異常がなかったため今回はここで作業終了となりました。
オイル消費が多いことに関しては、その旨と今後の対策についてお客様にご説明させていただきました。
チェックランプや警告灯が点灯した場合は何かしらお車で問題が発生しているため、そのまま乗り続けると修理代がかさむ場合もございます。
メーター内で見慣れないランプが点灯した場合は、最新のコンピュータ診断機にて点検いたしますので、どうぞお気軽に当店へご連絡下さい!